大規模修繕工事の必要性

(1)大規模修繕工事の必要性

 建物も人間の身体同様、ケアを続けていくことが重要です。その都度補修を行い、一時的には健全な状態を取り戻しますが、実際は目に見えぬ劣化が日々進行しています。
 皆様がお住まいのマンションも例外ではありません。定期的な検査を実施し、大規模修繕工事を実施することで、長期間、安全に、そしてトータルコストを抑えることが可能です。経年劣化による漏水等の被害には保険の支払いを拒否されるケースもあります。そのような事態に陥る前に早めに大がかりな修繕を実施する必要があります。
 初回の大規模修繕工事により劣化部分の補修に加え、グレードアップ改修を行うことで、長期間、皆様に安心してお住まい戴ける環境を提供できます。建物の調査診断に加え、豊富な知識と経験を持つ管理会社は、設計監理の委託業務を通じて、大規模修繕工事の成功をサポートします。

(2)鉄筋コンクリートの建物の特性

 鉄筋コンクリート造の建物では鉄筋が引張、コンクリートが圧縮に対し機能しています。
 コンクリートのひび割れより水分が侵入し、鉄筋が錆び、コンクリートを押し出す爆裂に発展します。鉄筋、コンクリート双方の劣化により建物の、耐久性も低下します。  
 目に見えない部分での劣化はこうして進行してしまいます。

 建物を長持ちさせるためには、建物の骨組みである鉄筋コンクリートを常に劣化の要因(酸素、水、紫外線)から保護しなくてはなりません。

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